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一般の方々には『想定メンバー』をご存知無い方がほとんどだと思います。 『想定メンバー』とは土日24レース×競馬場数分の全レースの出走予定馬表のことです。 木曜日に出馬投票が行われるのですが、水曜日の想定メンバーを見て『相手が強いから他に回る』や『除外になりそうなので出走を取りやめる』といった駆け引きを各厩舎間で行います。 『想定メンバー』を手に入れている当ブログは、関係者仲間に具体的な馬名を挙げて取材も可能で、急遽取りやめた馬や、他のレースに回った話など一般の方々の知らない所で起こった出来事を取材しております。 新聞・雑誌などに載っていない平場戦出走馬や下級条件の馬の出走予定レースも事前に判り、取材しております(競馬関係者では当たり前のことですが)。 水曜日時点でのコメントですので、馬券に直結するとは限りませんので、参考程度にされて下さい。直前の厩舎、騎手情報は会員様に配信させていただきます。 ■京都競馬 ●伊藤雄二厩舎 土曜日5R 2歳新馬芝1800m エアドミンゴ 「どちらかと言えばサンデーが強く出ている感じ。距離の融通は利きそうだし血統から期待は相当高い。」と伊藤雄二調教師が話されました。 母のグロリアスバラッドは祖母にバラッド、叔父にデヴィルズバック(タイキシャトルの父)を持つ超良血馬です。 牝系に名馬が揃う血統に確かな手応えを掴んでいる様子でした。 「まだ幼い面がある。恐がりな馬で馬群に包まれた時の不安はある」と伊藤雄二師は語っており、初戦は様子を見た方がよさそうです。しかし「先々は必ず走ってくる馬」と、素質を高く評価しておりました。 9月の下旬から時計を出し始め11月9日には坂路で終い12.6を馬ナリでマークしておりました。デビュー戦に手綱を取るのは武豊騎手です。伊藤雄二=武豊のコンビでデビュー勝ちを狙うとのことでした。 日曜日10Rにはサムライハートがスタンバイしております。アドマイヤグルーヴ、イントゥザグルーヴの全弟で言わずと知れた超良血馬です。 骨折明けの前走はモノの違いで快勝しており「まだ3戦で今日がデビュー戦の様なモノ。今後が非常に楽しみ」と武豊騎手も能力を買っている馬です。 当然厩舎サイドも「能力はGT級」とのデビュー前からの評価は変っておりません。 条件戦はノンストップで勝ち上がれる器とのことです。 日曜日11Rエリザベス女王杯には秋華賞で悲願のGT制覇を成し遂げたエアメサイアがGT2連勝を狙い出走します。秋2戦は強烈な末脚で差し切り勝ちしております。 桜花賞当時か「『距離が延びて良い馬」と伊藤雄二調教師が距離適性を語っておりました、その言葉通りにオークス2着・ローズS1着・秋華賞1着と2000m以上の距離で結果を出しております。 ●坂口正則厩舎 日曜日5R 2歳新馬(混)芝1400m (外)レッドバースピン 父のジャイアンツコーズウェイ(種付け料30万$)は「アイアンホース」と呼ばれた近年屈指の名馬です。日本ではココまで表立った成績が残っておりませんが、産駒にはシャマーダル(仏ダービー、英2000ギニー)やフットステップスインザサンド(英1000ギニー)を出しております。 10月9日から時計を出しはじめ、坂路中心で入念な乗り込みを行っております。 10月27日は坂路で52秒9。11月2日にはCWコースで5F66.1-51.8-39.1-12.4の計時です。 今週の稽古では武豊騎手を背に併走パートナーのマルターズヒート(古馬OP)に先着し、軽快なフットワークを披露しておりました。 「落ち着きがあるし、ゆったりとした走りで距離が延びても対応できる馬。良い状態に仕上がっています。楽しみな一頭です」と武豊騎手。 福島土曜日4Rにはブロードキャスターが出走を予定しております。 近走の安定感は抜群で、ひと息入っての前走も勝ちに行った所を、最後は勝ち馬に脚元をすくわれ0.1秒差の2着でした。 「地力のある馬だし、そろそろ順番でしょう」と陣営が計算に入れている一頭となります。 ●藤原英昭厩舎 土曜日3R 2歳未勝利(混)芝1800m ラピッドオレンジ 前走のデビュー戦では、勝馬からコンマ1秒差の2着でした。コーナーでは外々に膨れるなど若さを見せた走りでした。しかし直線では上がり35秒0で伸びてきており、素質の高さは十分に証明できた一戦でありました。 「道中は止めそうになったりもしましたが、最後は良く伸びてきてくれました。勝ちに等しい内容だったと思います」と、レース後の後藤騎手もこの馬の能力を絶賛しておりました。 前走後、ソエが出た為に放牧に出され、10月13日に帰厩しております。 ソエも治まり、ここまで順調に乗り込まれております。 成長を促す為の放牧から帰って来ただけあり、稽古でもデビュー当時と比較にならない程パワーアップした走りを披露しておりました。 1週前追い切りとなった11月2日には坂路でニシノフジムスメと併わせて先着しております。先行していたとは言え、叩き一杯の重賞2着馬を馬ナリでコンマ6秒も先着できる時点で、もはや未勝利クラスは能力上位です。 他の藤原英厩舎の2歳馬とは異なり、「クラッシクを意識させる逸材なので馬本位の仕上げで王道を歩ませたい」という言葉からも厩舎の期待の程が窺えます。 先週使う予定もあったそうですが、牝馬限定のココに狙いを定め、仕上がりは万全とのことです。早めにルメール騎手を確保しております。 |
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